【効率アップ!】集中力が劇的に向上するデスク環境構築術と必携アイテム5選

「タスク管理は完璧なのに、なぜか仕事が進まない…」
「会議の後の午後は、いつも集中力が途切れてしまう…」

もしあなたがそう感じているなら、原因はあなたの「意志の弱さ」ではありません。気づいていないだけで、あなたの仕事環境が「集中力を破壊する状態」になっているのかもしれません。

30代は、会社でもプレイヤーとして自分の仕事だけ把握していれば良いフェーズから、マネージャーとして他の人の仕事も把握する必要が出てきます。その仕事内容が変化するにつれ、確認する資料が増えたり、現場仕事よりも「長時間デスクに向かう仕事」の割合が増えたりします。関わるプロジェクトの多さから、書類が散らかったデスク、長時間のデスク仕事を会社支給の合わない椅子でこなす、そして、確認のため周囲から話しかけられて集中力が分断されるなど、密かにあなたの生産性を奪うものが散りばめられているのです。

この記事では、時間と場所を選ばずに集中できる「最強のデスク環境」を構築するための具体的な方法をお伝えします。脳科学に基づいた配置のコツと、仕事を効率化する必携アイテムを厳選してご紹介します。

海野

必携と考えるアイテムの中には、私が実際に使って気に入っているものもあります!リアルな使用感もお届けしますね!

この記事を読み終える頃には、あなたは「座れば集中できる」状態を手に入れ、残業を減らし、自分の時間を確保できるようになるでしょう。

この記事がおすすめな人

もしあなたが、以下に一つでも当てはまるなら、この記事は、あなたの集中力を高めるきっかけとなるはずです。

タスクは整理できているのに、実行に移すと集中力が続かない方。
→集中力が持続するようになり、タスクの実行速度が向上します。

在宅勤務やオフィスで、周囲の騒音や環境変化に邪魔されやすい方。
→あなたの仕事効率を劇的に上げる、必携ガジェットが見つかります。

高価なデスク用品に投資すべきか迷っているが、どれを選べばいいか分からない方。
→集中力を高めるためのデスクの「物理的な配置」の黄金律が分かります。

健康を維持しつつ、仕事の生産性を向上させたい方。
→「座り疲れ」「肩こり」を防ぐ、健康を意識した環境設計ができるようになります。

「仕事が進まない」ストレスから解放され、毎日を気持ちよくスタートしたい方。
→残業時間が減り、自己投資や家族のための「自分の時間」を創り出せます。

 著者:海野 凪生太/暮らしをつくるファイナンシャルプランナー

保育園児2人を育てる30代
ファイナンシャルプランナーの知恵や自分自身の30代でのリアルな経験に基づき、発信していきます!

仕事や子育てに時間を追われて、余裕がないあなたのために、自分自身が役立った情報のみをお届けします。

【国家資格】
・ファイナンシャル・プランニング技能士2級
・宅地建物取引士資格試験合格
【民間資格】
・認定心理士(日本心理学会認定)

目次

脳科学から見る「集中力を奪う」デスク環境の正体

目に入る情報量が多すぎる「散らかりのコスト」

 人間の脳は視界に入る情報を全て取り込み、そこから関係するものを選別して認識していきます。つまり、デスク上に未開封の郵便物、関係のない資料、趣味のアイテムなどが置かれていると、これらはすべて脳にとって、「取り込むべき、未完了タスク」として認識されます。

 その結果、あなたの意識は絶えず分散し、メインのタスクに集中するためのリソースを消費し続けています。これが、あなたが気づかないうちに支払っている「散らかりのコスト」です。例えば、スマホのアプリを終了させずに開いたままにしていると、だんだん操作が重くなっていくのを体感している人も多いはず。散らかったデスクは、まさにそのスマホと同じなのです。

 特に30代になると、ただのプレイヤーから複数のプロジェクトをマネージメントする立場になることもあり、デスク上の書類は「過去・現在・未来」のタスク情報の集合体になりがちです。これにより、脳は「今、この瞬間に集中すべきこと」を見つけ出すために余計なエネルギーを使い、集中力が高まった状態に入るまでの時間が長くなってしまいます。

 物理的な乱れは、そのまま精神的な乱れに直結し、タスクの実行速度を確実に低下させているのです。まずは視界からムダな情報を排除し、脳のワーキングメモリを解放しましょう。

海野

お恥ずかしい話、私のデスクは自宅も会社も散らかりっぱなし・・・。
資料に囲まれ、残っている限られたスペースでは、資料を広げてのパソコン操作は窮屈そのものです。


だからこそ、自宅ではリビングに移動して作業をしてしまいますが、本来はデスクを片付けるべきですよね・・・。

集中を分断する「ノイズ」の悪影響

オフィスにおける集中力の最大の敵は、予期せぬ「ノイズ」です。具体的には、周囲の同僚の会話、電話の着信音、そしてあなたのスマホの通知音です。人間の脳は、生存本能から予期せぬ音に対して強く反応するようにプログラムされています。そのため、たとえ意識的に無視しようとしても、脳は音を処理するために一瞬で集中を中断させられます。

この「中断」が発生するたびに、あなたは元の集中状態に戻るために平均で数分を要すると言われています。一日に数十回のノイズによる中断を繰り返していると、あなたの生産時間は刻一刻と失われているのです。ノイズは物理的な問題であり、あなたの意志力で解決できるものではありません。だからこそ、ノイズを発生させない静音性の高いツール(静音キーボードなど)を導入して、自分と周囲の環境を同時に守る必要があります。

海野

最近だと「集中タイム」と設定して、「自分の仕事に集中して、人には話しかけない時間」を設定する会社もありますね。

とはいえ、会社では自分の意思だけでそういった静かな環境を作り出すのは難しいと思うので、まずは小さなことだけでも自分でできることをしていきましょう。


マウスのクリック音やキーボードのタイピング音も地味に気になりますよね・・・。私は新入社員の時、先輩に「タイピング音がうるさい」と何度も言われたことがあります笑

「不快な姿勢」がもたらす肉体的・精神的疲労

会社支給の備品が原因で生じる「不快な姿勢」は、単なる肉体的な問題に留まらず、あなたの集中力と精神状態にまで悪影響を及ぼします。低いディスプレイ、体に合わない椅子…。これらはすべて、首や肩、腰に持続的な負担をかけ、痛覚として脳にシグナルを送り続けます。この痛みは、あなたの意識を常にタスクから身体へと引き離し、集中力を奪います。

さらに、猫背などの不快な姿勢は、呼吸を浅くし、脳への酸素供給を低下させます。その結果、「頭が重い」「午後に眠くなる」といった集中力の低下を招きます。これは精神論で解決できる問題ではありません。姿勢を最適化することは、血流と酸素供給を改善し、あなたの「集中力の土台」を物理的に作り直すための、最も効果的な手段です。

海野

オフィスで使うものは、基本的に会社支給。みんなで使うものなので、自分の体型に合ったものは準備されていません。また、経費の関係で、あまり良いイスは導入さえず、個人に合わせた調整が難しいことも多いのです。

私は4箇所くらいの職場を経験していますが、一番ひどいところは、こんなので、高さ調整もままならないものでした笑

集中力を劇的に向上させる「デスク環境構築のコツ」

コツ①:「今やるタスク」だけを物理的に目の前に置く結界を張る

 あなたの視界に入る情報は、すべてが脳への情報処理を要求してきます。デスク上に未完了の書類や付箋が散乱している状態は、集中力を奪う「散らかりのコスト」を常に支払っている状態です。これを解決するのが、自分が「今、なにをやっているか」を教えてくれる存在。

海野

仕事をしていて、誰かに話しかけられた時、仕事に戻ると「あれ・・・さっきまでなにしてたっけ」と思ったことはありませんか?

そんな時は、脳が目の前の視覚情報や記憶から、なにをしてたかを探し出してくれるのですが、こんなことに脳のリソースを使うのはもったいない!

 デスク上の情報整理は諦め、代わりに「今やるべき最重要タスク」だけを紙やホワイトボードに書き出し、目の前に置くというシンプルなルールを徹底しましょう。この物理的な「結界」を張ることで、脳は他の雑多な情報に惑わされず、最も重要な一つのタスクにのみ全リソースを注ぎ込めるようになります。シンプルで大した費用もかからないのに、自分の仕事ルートから外れない優秀なナビゲーターが出来上がります。

コツ②:「正しい姿勢」を強制的に作る

 「正しい姿勢=集中力」という方程式を頭に叩き込んでください。会社支給のイスや目線が下がりがちなノートパソコンは、猫背を誘発し、首や腰の痛みというノイズを脳に送り続けます。とはいえ、姿勢に優しい自前のイスをオフィスに持ち込むことは現実的ではありません。この問題を解決してくれるのが、正しい姿勢をつくりだしてくれるアイテム。例えば、ランバーサポートやノートパソコンスタンドです。ランバーサポートは腰のS字カーブを強制的に維持し、パソコンスタンドは画面を目線まで引き上げます。これらのアイテムで姿勢を最適化することは、血流と酸素供給を改善し、痛みという集中力を奪う最大の要因を物理的に排除する、最も費用対効果の高い方法です。

海野

どこまで自分の備品を持ち込めるかは、会社のルール次第ですが、イスに置くだけのランバーサポートは「ひざかけ」くらいの認識で許されるでしょう。パソコンスタンドもパソコンになにかを貼り付けたりするわけではないので、問題ないことも多いのではないでしょうか。

コツ③:入力デバイスの「静音化」と「快適化」で脳の負荷を減らす

集中力を奪う最大の要因の一つは、キーボードやマウス操作時の「指先の無意識なストレス」です。カチャカチャという大きなタイピング音は、周囲だけでなく、あなた自身の脳にもノイズとして処理の負担をかけています。例えば、この問題は解、静音キーボードや高機能マウスで解決することができます。

静かで快適な入力デバイスは、音だけではなく、タイピングやマウス操作自体からくる手首疲労を最小限に抑え、思考が途切れずに入力できる環境だけではなく、体にとっても優しいのです。これは、脳に余計な負荷をかけないことで、ワーキングメモリを節約し、目の前のタスクだけに集中するための土台作りに直結します。

海野

キーボードやマウスは、自前のが許されるギリギリラインだと思います。音による負荷はもちろんですが、長時間のパソコン作業をすると、意外と疲れるのが手首。

人間の手の構造を考えたマウスだと手首が疲れにくく、それが肩の疲れの低下などにもつながってきます。マウスだと、高性能なものでも、そんなに高くないので、試してみる価値があります!

30代が自腹でも投資すべき!集中力爆上げオフィス必携アイテム5選

デスク環境への投資は、必ず「時間」や「健康な心と体」という形でリターンをもたらします。単価が高くても、生涯に影響することを考えれば費用対効果は絶大です。

海野

仕事で使うものを自腹で購入することに抵抗感があるかもしれませんが、自分の体への投資だと思って、導入してみてください。

数千円で、未来の自分の体を労ることができれば、こんなに費用対効果が良いものはありません。

必携アイテム①:静音・高精度キーボードで、静かさと入力の快適さを極める

集中力の持続において、「指先のストレス」は想像以上に大きな敵です。会社支給のキーボードは安価で打ち心地が悪く、これが長時間のタイピング疲労やミスに繋がります。また、タイピング音も大きくなりがちで、自分だけではなく周りの人にも耳障りなノイズになってしまいます。

自費であっても導入すべきは、タイピング感が良く、かつオフィスで使える「静音性の高い高精度キーボード」です。タイピングが快適になると、思考が途切れずに入力でき、作業効率が向上します。周囲への配慮を忘れず、必ず静音仕様を選びましょう。

海野

私物の持ち込みが厳しいオフィスでなければ、キーボードを自前で準備するのは許される場合が多いでしょう。

私が実際に試して良かったキーボードは、エレコムの静音キーボードです。有線というのもポイントで、無線だと操作の遅れを感じてしまうことや時々ではありますが、電池残量を気にしないといけないので、私は有線一択です。

必携アイテム②:姿勢を最適化し疲労を防ぐ「オフィス用ランバーサポート」

高機能チェアをオフィスに持ち込むのは不可能ですが、姿勢を改善することはできます。会社支給の椅子では、どれだけ頑張っても疲れは溜まります。しかし、椅子の交換は現実的ではありません。

そこで導入すべきが、背もたれに後付けできるランバーサポート(腰当て)です。正しいS字カーブを維持するサポートアイテムを使うことで、骨盤を安定させ、長時間座り続けても腰痛や肩こりを劇的に軽減できます。これは数千円の投資で、午後の集中力を守るだけではなく、一生を共にする体への負荷を最大限減らしてくれる、最強の盾となります。

海野

規則が厳しくないオフィスであっても、さすがに自前のイスを持ち込むことは難しいでしょう。

そこで、役に立つのがランバーサポート。座ると崩れがちな背骨の自然なS字カーブを維持し、腰への負担を軽減してくれるので、仕事終わりの体への疲労感が変わってくるのを体感できます。


余談ですが、うちの祖父は90歳を過ぎても、姿勢がすごく良いのです。ランバーサポートを使ったわけではないのですが、姿勢が良いと元気で過ごせる人生が増えそうですよね。

必携アイテム③:入力ストレスを解消し腱鞘炎を防ぐ、エルゴノミクスワイヤレスマウス

マウスの操作は一日に何千回も行われます。標準のマウスでは手首が不自然な角度になりがちです。エルゴノミクス(人間工学)マウスは、手首を自然な角度に保ち、手のひら全体で操作できるため、腱鞘炎のリスクを軽減するだけでなく、作業の精度とスピードを高めます。

海野

私は、macを使うようになってからマウスを使わなくなってしまいましたが、その前には人間工学に基づいて設計されたマウスを使っていて、作業後の手首が楽でした。

手を机の上に置くと、自然な状態だと45度ほど手が傾いた状態になるでしょう。平面のマウスだと、これを強制的に真っ直ぐにしてしまうので、手首に負荷がかかってしまいます。これを解消するのがエルゴノミクスマウス。3,000円〜5,000円程度で腱鞘炎を防げるのであれば、安いものですよね!


ロジクールも評判が良いのですが、少し高いのが気になります。バランスが良いのはエレコムですね!マウスは圧倒的に動かすので、有線ではなく無線がおすすめ。特にBluetooth対応だと、USBポートを気にせず使えますので、ノートパソコンユーザーには一押し!

必携アイテム④:手首の負担を軽減し姿勢を正すノートPCスタンド

ノートPCの低い位置にある画面を見続けると、首が下がり、猫背になり、集中力以前に健康を害します。ノートPCスタンドを使えば、画面の高さを目線まで引き上げることができ、強制的に正しい姿勢で作業できます。また、スタンドを使うことでPC下にスペースが生まれ、デスク上の整理整頓にも役立ちます。本当は外付けディスプレイで目線の高さに合わせるのがベストなのですが、会社支給のパソコンだと好きに選ぶのは難しいでしょう。PCスタンドは、その代わりとなる、最も安価な効率化アイテムです。

海野

会社支給のノートパソコンだと、猫背になりがち。私も妻に「姿勢、悪っ!」と何度言われたことでしょうか・・・笑

本当はディスプレイを自分の座高に合わせるのがベストでしょうが、オフィスでは思い通りにはいきません。そんな時にスタンドがおすすめ。

気軽に持ち運びができるので、持ち帰り仕事(!?)でも活躍します!

私が使っているスタンドは、こちら
とここで気づいたのですが、意識していたわけではないのですが、エレコム製品を多用してました笑

必携アイテム⑤:タスクを「見える化」する究極のポータブルホワイトボード

タスク管理アプリに頼りすぎると、頭の中で「次に何をするか」を考えるコストが発生します。そこで、物理的に「今やるべきタスク」を目の前に置くためのポータブルな小型ホワイトボードを導入しましょう。常に視界に入る場所に、その日最大のタスクだけを書き出すことで、脳の集中力を一点に集めることができます。

オフィスでは、電話がなり、チャットの通知がきて、上司には話しかけられる・・・といった集中力が散りやすい環境にいます。仕事をしていて、電話に出るたびに「自分はなんの仕事をしていたのか」と一瞬、迷子になってしまう経験はありませんか。そんな時にも頭の思考を使ってしまいます。そんな時に「今、自分はなんの作業をしているのか」を教えてくれるホワイトボードがあれば、思考を使わずに元の道に戻ることができます。

海野

「なんてアナログな!」と思いませんでしたか?
私もそう思いました・・・!

しかし、やってみるとあら不思議・・・!脱線しても自分を元の位置に戻してくれる優秀なナビゲーターに早変わり!


おすすめの・・・と思いましたが、もはや100均でもOKです。強いていうなら、自立するスタンド式で、やや斜めが見やすいです。

今回は、オフィスにギリギリ持ち込めそうなアイテムを紹介しました。会社の規定により私物の持ち込みの幅が様々で、特に会社のパソコンに接続するキーボードやマウスは、難しい会社もあるでしょう。最終的にはご自身の会社で大丈夫かどうかを検討しながら、導入してみてください。

構築した環境を最大限に活かす「集中力維持」のテクニック

50分集中・10分休憩の「バイオリズム」を意識する

どんなに最高の環境を整えても、人間の集中力には限界があります。50分間徹底的に集中し、10分間はデスクから離れて休憩するというサイクルを意図的に作りましょう。休憩中は、窓の外を見る、立ち上がってストレッチをするなど、目を休ませ、血流を促す行動をとることが重要です。この時に、スマホを見ないのがポイント!

以前の記事で紹介したポモドーロ・テクニック(25分作業・5分休憩)は、「集中をスタートさせる」ための非常に優れた手法です。しかし、集中力が安定してくると、「ポモドーロでは短い」と感じる方も多いのではないでしょうか。

ここで意識すべきは、人間の集中力の波である「バイオリズム」です。一般的に、人間の脳は深い集中状態に入るまでに約15分かかり、その後の50分〜90分程度が最も生産性の高い時間帯とされています。

つまり、あなたがすでにタスク管理で集中力が安定しているなら、ポモドーロを「50分集中・10分休憩」のサイクルに延長することで、より深く、長い集中状態を維持できるのです。

海野

もちろん、職種によっては、いい具合に休憩時間が取りにくいこともあると思います。この基本の流れを踏まえつつ、ご自身の職場環境に合わせて「マイバイオリズム」を試しながら確立してください。

参考記事:ポモドーロ・テクニックを使って「時間がない」を解決!▽

アイテムの導入で「気分転換」のハードルを下げる

集中力が切れたと感じるたびに、スマホを手に取ってSNSを見てしまうのは最悪の習慣です。集中力が落ちてきたら、まずは「アイテムを活かしたリフレッシュ」をルーティンにしましょう。

例えば、ランバーサポートで姿勢を正した状態で軽く背伸びをする、マウスから手を離し、デスク上を数秒間だけ見回すなどです。もしできるなら、パソコンスタンドを用いるなどして立ち上がり、スタンディングモードに移行することも効果的です。。姿勢の変化は脳への血流を促し、集中力のリセットに繋がります。

これらのアイテムは、座りっぱなしを防ぎ、あなたの「気分転換のハードル」を下げてくれる、頼れる相棒なのです。

海野

特に昼食を食べた後は、血糖値も上がり、ぼーっとすることがありませんか?私は、作業しながらでもウトウトしそうになることがありました。

同じ姿勢で、同じような作業をしているのが眠たくなってくるので、姿勢を変えるだけでも効果的です。

脳へスタートの合図を送る「集中ルーティン」を設定する

集中力を「よし、やるぞ」という精神論で立ち上げようとするのは非効率です。人間は無意識が大半を支配しているので、気持ちだけで動くことはできません。

しかし、「スイッチ」があれば、脳に「これから作業に入る」という明確な合図を送ることができ、不思議と集中モードが始まるのです。このスイッチとなる「集中ルーティン」を設定してみましょう。

たとえば、「ランバーサポートに深く腰掛けて深呼吸をする」「ノートPCスタンドを開く、最終調整する」「キーボードに手を置いて軽くタイピングをする」「ホワイトボードにタスクを書く」といった、アイテム操作を組み込んだ動作も良いでしょう。

このルーティンを繰り返すことで、これらのアイテムがあなたの集中力をオンにするための「スイッチ」となり、スムーズに仕事モードへ移行できるようになります。

海野

ルーティンは、アイテムがなくても一部ができるようなものにするのがおすすめです。アイテムが必要不可欠のルーティンにしてしまうと、万が一アイテムを忘れてしまった時に、仕事のスタートが切れなくなります笑

例えば、ランバーサポートに深く腰掛けて深呼吸をするだと、ランバーサポートがなくても「深く腰掛けて、深呼吸」という一部をすることができるので、安心です。

【番外編】リモートワーク・持ち帰り残業で活躍する「究極の自己投資」アイテム

オフィスでは導入が難しい、しかし自宅環境の生産性を劇的に変える自己投資アイテムを特別にご紹介します。これらは、リモートワークや、フリーランスの方が自宅で集中して作業したい時に、時間と健康を守るための価値のある投資になります。

姿勢と健康を守る「高機能オフィスチェア」

椅子選びを軽視すると、肩こり、腰痛、集中力の低下という三重苦に悩まされます。高機能なオフィスチェアは、正しいS字カーブを維持し、適切な体重分散を行うため、長時間座っていても疲労を感じにくくなります。これは単なる家具ではなく、あなたの「健康寿命」と「仕事の生産性」を守るための投資です。

海野

フリーランスになった時に「イスは使いやすいものにしたい!」と調べ抜いた末に選んだのが、コイズミのJG-66381BK。ヘッドレストが付いていて、もたれかかることができるのと、アームレストをたためるので、狭い部屋では、アームレストをたたむとイスをデスクにしまえるので、省スペース!

現在は廃盤になってしまっているようですが、似たような商品があったので、ご検討ください。

イスは少し高価なので、気が引けてしまいますが、自分の体のことを考えると、コスパの良い投資だと思います!

「どこでもデュアルモニター」を実現するモバイルディスプレイ

仕事では、資料を調べながら、自分で書類を作る場面が多いと思います。そんな時に、パソコン画面が一つだと、資料と作業画面を頻繁に切り替える必要があり、「マルチタスクの切り替えコスト」が発生します。

外部ディスプレイを導入し、資料と作業画面を同時に表示できる環境を作るだけで、情報処理速度と作業効率は劇的に向上します。

参考記事:マルチタスクの弊害と集中力の分散▽

デスクへの投資は「未来の自分の時間」への投資

最高のタスク管理術も、集中力がなければ宝の持ち腐れです。今回紹介した「環境構築のコツ」と「必携アイテム5選」は、あなたの生産性を劇的に高め、残業代を減らし、代わりに「自分の時間」を創り出すための確実な投資です。

環境を整えることで、あなたはムダなストレスから解放され、毎日を気持ちよくスタートできるようになります。さあ、今日からデスク環境を見直し、あなたの「未来の時間」を買い戻しましょう!

あなたに最適なアイテムを選び、今すぐ集中力を3倍にしましょう!

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